地域・学校合同防災避難訓練

 9月18日(木)3限に、大地震とそれに伴う津波を想定した避難訓練を行いました。この訓練には地域の方々や富山神通ライオンズクラブの方々24名も参加されました。
 児童生徒は放送の指示に従い、ヘルメットをかぶって、模擬の落下物が散乱する廊下を職員らと共に注意深く通り、実習棟3階に避難しました。今回は、避難場所で初めて非常食の試食もしました。
 大きな混乱やけがなどなく落ち着いて行動できました。この訓練を通して防災に対する意識をさらに高めることができました。                

模擬落下物に注意しながら避難中  実習棟3階へ避難中  全員無事避難 

学校説明会・学習体験

平成26年9月19日(金)に学校説明会・学習体験を行いました。

当日は約30名が、学校説明、教材教具・便利グッズ紹介、学習参観、施設見学、学習体験、個別教育相談に参加されました。参加された方々にとっては、視覚障害や本校の視覚障害教育について理解を深める体験となったようです。

ご参加いただいた皆様方、ありがとうございました。

理療科進路懇話会

 10月10日(金)に、高等部理療科生徒を対象に、本校理療科卒業生を講師に招いて進路懇話会を行いました。学生時代の思い出を振り返りながら、国家試験に向けての受験勉強の大変さや、施術者としての患者さんとのコミュニケーションの大切さ、家族や周囲の人の理解と協力、同じ境遇の仲間との出会いなどについての話がありました。生徒たちは、先輩の明るく前向きな話を熱心に聞き、将来の職業自立に向けての意識を高めました。

さつまいも・里いも掘り体験

10月16日(木)晴天のもと、富山市三室荒屋の仲井徳治さんの畑で、仲井さんや富山神通ライオンクラブの方々と一緒にさつまいも掘りを行いました。また、今回初めて里いも掘りも体験しました。

仲井さんが育てられたさつまいもは丸々と大きく、児童たちは大喜びで土の中から探し出し、一生懸命掘りました。また、里いもを株から分けたり、大きな葉を傘のように持ったりしました。いもの大きさや重さを実感し、達成感を味わうことができました。

対面式 さつまいも掘り 里いもの葉の触察

校外学習

10月7日(火)小学部は、校外学習に行ってきました。

学校から越中荏原駅まで歩き、地鉄電車に乗り電鉄富山駅まで行きました。

北陸電力エネルギー科学館ワンダー・ラボでは、空気の実験で科学事象を体験したり、3Dシアターで、音や映像を楽しんだりしました。

友達と一緒に行動したり、お金を払って切符を買ったりなど、事前に練習してきた成果を発揮し、楽しい校外学習になりました。

 切符を買うところ  空気実験  帰校式

 

季節にちなんだ活動(月見)

 中秋の名月を迎えた9月10日(水)、寄宿舎では「季節にちなんだ活動(月見)」を行いました。

 あんこ、きなこ、黒みつの中から好きな味をトッピングして白玉だんごを味わったり、実際に抹茶をたてたりしました。

 また、俳句会も行い、それぞれに月を題材とした俳句や川柳を詠み、秋の夜長を楽しみました。

白玉だんごと抹茶を堪能中   俳句会    月の鑑賞

中学部・高等部普通科共同宿泊学習

 9月25日(木)、26日(金)の二日間、中学部・高等部普通科1、2年生は共同宿泊学習に行ってきました。
 一日目は、立山カルデラ砂防博物館へ行き、ピンポン球を使ったなだれ体験、トロッコ列車の疑似体験等、様々な体験を通して、立山の歴史や自然について学びました。夜には、夕べのつどいや、キャンドルサービスがありました。夕べのつどいでは、多くの団体の前で、堂々と本校の紹介をし、またパーキンスブレイラーの使い方などを丁寧に説明しました。キャンドルサービスでは、自分たちで司会や進行を行い、温かなキャンドルの火を囲んで、歌を歌ったり、レクリエーションをしたりして楽しい一時を過ごしました。
 二日目はうどん作りを行いました。役割を分担し、一人一人が自分の仕事をしっかりとやり遂げることができました。みんなで協力してつくったうどんはとてもおいしかったです!
 この二日間の経験を通して、みんな一回り成長することができました。

  カルデラ博物館で  夕べの集い  うどんづくり

高等部理療科研修旅行

 8月25日から27日までの2泊3日で大阪へ研修旅行に行ってきました。
 初日は薬日本堂漢方スクールで漢方の生薬を見て、触れて、嗅いで、直接あるいは湯出して味わって、症状別の食生活の養生法などについて研修しました。夕方になんばグランド花月のお笑いを観覧し、観客も巻き込んだ臨機応変な会話にコミュニケーションの大切さを学びました。
 2日目は森ノ宮医療大学のはりきゅうコスモス治療院で、診察から鍼施術に至る一連の治療を体験・見学しました。3名の先生のそれぞれ専門的な治療スタイルは学ぶべきところが沢山ありました。午後は大阪府鍼灸マッサージ師会館で同会副会長の西村久代先生から在宅ケアについて講義・実習を受けました。体験を重視した実習と先生の楽しい語り口にみんな引き込まれました。
 3日目はATCエイジレスセンターで、アシスト機能の付いた車いす、福祉車両、セラピーロボット、高齢者疑似体験など介護・福祉に関わるいろいろな体験をしました。
 この三日間を通じて、たこ焼き、お好み焼き、串カツ、豚まんなど大阪の食文化も満喫してきました。

西村先生の講義を受けている様子。大阪流の楽しい語り口でした! 西村先生が広背筋をほぐしているところ。あら不思議!腕が上がるようになりました! 観察した生薬や試飲した漢方ブレンド茶など。美味しく楽しい実習でした!

コスモス治療院の実習学生控え室の様子。いろいろな治療法を教わりました! エイジレスセンターの概要説明を受けている様子。体験コーナーが沢山ありました!

寮祭

8月1日(金)多目的スペースで寮祭が行われ、今年も地域の方々、卒業生、保護者、職員、合計約60名の皆さんに参加していただきました。会食後のビンゴ大会では、司会者の軽妙なトークで和気あいあいとゲームを楽しみました。また、照田真由美さんによるハープ演奏会が行われ、ハープの美しい音色に参加者全員が魅了されました。演奏の合間には照田さんのご厚意によりハープに触れ音を出す貴重な体験をするなど、思い出に残る時間を過ごしました。

 

ビンゴ大会ハープ演奏会

ふれEYEフェア

7月29日(火)にふれEYEフェアを行いました。

小学生や高校生、大学生、一般の方など計27名が参加され、点字、弱視、盲導犬との歩行、はり・灸・マッサージの体験をしました。参加された方々にとっては、視覚障害について理解を深め、有意義な体験となったようです。今後も本校や視覚障害についての理解・啓発に努めていきたいと思います。

今回、参加された方々からの感想を一部紹介します。

「点字体験では、自分の名前を間違わずに書けたのでうれしかった。」「はり、灸、マッサージ体験は、痛い・熱いと思っていたが、全くそんなことはなく気持ちよかった。」「アイマスクをしたまま盲導犬と初めて一緒に歩いてみると、すごく速く感じ、慣れるまで大変だった」などのたくさんの感想をいただきました。

ご参加いただいた皆様方、ありがとうございました。

学校紹介 はり・灸・マッサージ体験盲導犬体験 弱視体験